ぴかぴか作業
- 2008/08/07 08:23
- カテゴリー:CoolShot21改(量産最終)
気が向いたらこうしんでふ=3
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さて、やっと本編の磨き作業に入れます。
今回は削るではなく磨きです、今まではグラム単位の軽量化を行って来たんですが、ここで時間を掛ける割には効果が薄いんで、磨き作業に徹しようと思います。
てなわけで、今回の道具です。
いつものミガキロンと、右下に見えるのは防塵マスクです、多分完全には防げないでしょうけど、しないよりはましかなっ思って。
あと、写ってないですけど、防塵メガネも用意しています。
作業開始です
まずはミガキロンの粗目のもので磨いていきます。
何故磨くかは、まだ残っている塗装のカスや塗膜の除去と、実はノーマルの状態でも多少傷があります。
多分製造過程で付くものだと思われます、塗装すると判らなくなりますからね。
あまり深いものはどうしようも無いんですが、ある程度のものであれば、この工程で除去できます。
残っている塗装です
クールショットの場合、グリップ近くの塗装が銀色でアルミの素材色と同化していて、残っているかどうか判らない時があります。
ペーパをかけると黒くなってきますので、良く見えます、その部分を狙って磨いていきます。
約1時間
こしこしこしこしこしこし・・・・・・と約1時間磨いていました。
いつもはこの作業を何日かかけて数グラムを一生懸命削っているんですが、今回は塗膜片と傷取りだけですので、ここら辺にしておいてやるぜぃ。
ビフォーアフタ?
磨いたものと磨く前のものです。
磨いてすぐは結構綺麗ですが、結局酸化すると白くなって、磨く前よりひどくなります。
荒磨きりはここまでにします、あ・毎度の事ながらあと2本あります、ふ~っ、1日1本が限界かな。
この作業の後は、中目で磨いていきます。
この作業結構疲れるのよ、あと一生懸命磨くとラケット自体が熱を持ってきます、そうなるとマイクロクラックの原因にもなるらしいので、耐久性が落ちるようです、ゆっくり磨いていきましょう。
電動工具を使うのも同じように熱と振動でマイクロクラックが入るようです、結局原始的ですが人手をかけるのがいいみたいです。
あと2本剥離しなきゃいけないです、ふぃ~っ。
同じこと載せててもつまんないんで、今回は洗浄中心にです。
さて、洗浄開始です。
前回は夜だったんで、手洗い場で洗浄してたんですが、今回は昼ですので外で洗浄作業をします。
この水を張ってあるのは、大きなゴミ箱です、ホームセンターで購入したものです。(だってこれ安かったんだもん)
この中に水を張り、ラケットを入れてシャカシャカとラケットを振ります。
すると塗装カスが出てきます。
今度は反対側から。
グリップエンド側からも沈めて、シャカシャカ振ります。
そしてグリップエンドにも水を溜めて、水から出してグリップを握りスイングをします、するとグリップエンドに溜まっている水が移動してグロメットの穴から出てきます。
その時に、こびりついている汚れも飛び出していきます、外で洗浄作業をする理由はここにあります。
一つ前の作業とこの作業を繰り返し行います、目安はグロメットの穴に付着物が無くなるまでです。
これやらないと、結局からからと賑やかなラケットになっちゃうんだよね。
ちなみに同じ作業を、磨き工程(ピカピカ作業)の後にも行います。
洗浄作業の終わった水
洗浄作業後の水です、2本分ですが、こんなに中に入ってるんです。
あ、最後に水道水で流しながらラケットを洗浄してください。
塗装自体は2g程度しかありませんでした、思っていたより軽いです。
さて、次はペーパ掛けです。
洗浄作業を行います。
前回の時には載せていなかったんですが、剥離剤に溶けた塗装がラケットの中に入っていますので、表面の剥離剤を洗い流すのと同時に内部のゴミも洗い出します。
本当はバケツで洗浄するんですが、剥離完了した1本をとりあえず洗浄してみました。
こんなんが出てきます
ちょっとピンボケなんですが、ぬめぬめしたこんなんが出てきます。
出来るだけ、剥離剤を使った直後(まだ乾いていない時)がいいようです、かなり大量に出てきました。
さて、洗浄終了後のラケットを1日乾かして量ってみます。
129g 塗装の剥離前ま131gだったので、塗装は約2gとなります。
次回は、残りの2本を洗浄します、これはバケツ?を使います。
今回はヨークを外します。
そういえばヨークの重さ量ってなかったな~、と言うわけでヨークの重さが今回明らかになります。
オレンジ色のヨークは、ネジで止まっています。
ドライバでヨークのよこのネジを外していきます。
クールショットは左右1本ずつで止まっていますので両方外します。
外すとこんな感じ
ネジを取っても、ヨークは外れません、ヨークに小さいぽっちが出てて、ラケットの穴にはまっています。
ラケットを多少広げるようにすると、ヨークは簡単に外れます。
計量してヨークの重量を算出するんだ。
126,126,121gでした、するとヨークの重量は18gとなります。
結構重いんですね。
ヨークまで外れましたこれで作業開始と言いたいんですが、その前に下準備があります。
それと、剥離剤が無くなっているのに気が付きませんでした、慌ててホームセンターに行ったんですが在庫なし。
と言う訳で剥離剤が来るまでしばらくお待ちを、次回は下準備です、でわでわ。
ガイドを外しました。
前にも書きましたが、後期型のクールショットのガイドは外しやすいです、ストリング外す時にもう外れてこようとします。
でも、ゆっくりと端っこから手で引っ張っていきます、前期型は内側から押しながら少しずつ引っ張っていかなきゃいけなかったんです、正直諦めかけたことが何回もありましたが、後期型のものは結構楽です。
でも、ヨークの辺りの3つは、物によっては外れにくく、多少めんどくさいかもしれません。
やっちゃいました。
ヨークの辺りで、外す時にかなり硬く、ちょっと力の加減を間違えたら、いとも簡単に折れちゃいました。
これは、私のラケット用に後で接着剤で補強して使うことになります。
さて、それでは計量・計量っ。
144,144,139gでした、ガイド重量は14,15,15gでした、約15gですかね。
さて残るヨークを外せば、作業に入れます、次回はヨークを外して計量です。
まだまだ先は長いっ。